日本国内でもバイナリーオプション利用者が
増え続けているます。
市場規模はどんど拡大している人気の投資となっていますが
国内、海外を含める数多くの業者が存在します。
「バイナリーオプションって国内と海外だと仕組みも違うの?」
という方のために
今回は具体的な例を示しながら
国内バイナリーオプションと海外バイナリーオプションに分けて
バイナリーオプションの仕組みを解説します。
国内バイナリーオプションと海外バイナリーオプションの違いとは
「ペイアウト率」
「取引時間」
「購入金額」
「取引方法」
になります
■国内のバイナリーオプション業者の特徴
・ペイアウト率
ペイアウトとは
「払い戻し」と意味で
胴元側は支払い投資家側は払い戻しとなります。
ペイアウト率とは「払い戻し率」となります。
国内バイナリーオプションのペイアウトは
1000円固定となっており
海外バイナリーオプションは
ペイアウト率が1.8倍~2倍程に
なっています。
・国内バイナリーオプションの購入額の計算例
上限設定は
1日あたり10,000枚
1注文あたり200枚
となります
例えば
現在レート:101.306
目標レート(権利行使価格):101.700以上
ペイアウト倍率:20.83倍
の場合
購入価格:48円
ペイアウト倍率:1,000円
200枚購入して予想が当たれば
48円 × 200枚 = 9600円で購入
1000円 × 200枚 = 200,000円
で払い戻し
190,400円の儲け
となります。
・取引時間 平日24時間、土日は休みとなっており
月曜日の朝は通貨が大きく動きます。
2時間に1回の判定時間しかなく
取引機会は少ないので
1日全部の取引をしても
12回が限度となります。
しかし判定時刻(満期)までに
2時間~3時間という時間がありるので
この時間に相場が急変動したり
取引を辞めたい場合には
「売却」という選択肢があります。
売却価格はレートによって変動し
途中で売却しても利益が出る可能性も
あります。
・取り扱い通貨
国内バイナリーオプションの取引通貨は
米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円NZドル/円
ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル豪ドル/米ドル
の8種類です。
■海外バイナリーオプションの特徴
海外バイナリーオプションは
投資した金額×ペイアウト率で支払われます。
ペイアウト倍率は1.8倍~2.0倍の設定が
多いようです。
予想が当たれば → 1.8倍~2.0倍
予想が外れれば → 0円
というシンプルな考え方になります。
判定時刻はエントリーの
30秒後、60秒後、2分後、5分後、15分後
1時間後、2時間後、1日後などです。
・海外バイナリーオプションの購入額の計算
例えば
HighLow:ペイアウト倍率1.8倍の場合
1万円購入して予想が当たれば
1万円 × 1.8倍 = 18,000円で払い戻し
1万円購入して予想が外れれば
1万円 × 0倍 = 0円
海外バイナリーオプションは
シンプルな仕組みでトレードが可能です。
エントリーして数分後にエントリーした
レートよりも上か下かを予想する
予想が当たれば1.8倍~2.0倍
予想が外れれば0円
「外れれば没収」
「当たれば約2倍」
というわかりやすさが人気です。
■まとめると
バイナリーオプションは国内と海外では大きく違います。
国内バイナリーオプション
判定時刻が決まっている
現在レートと目標レートの差によってペイアウト倍率が決まる
取引機会は少ない
海外バイナリーオプション
判定時刻は自分で決められる
現在レートと目標レートの差によってペイアウト倍率は変わらない
取引機会が多い
という違いがあります。
仕組み上
海外バイナリーオプションの方が
2者択一である分
ギャンブル性が高く
それを規制するために国内バイナリーオプションは
FXに近い仕組みに変更したという経緯があるため
このような仕組みの違いが起こるのです。