■「バイナリーオプションって運なんでしょ?」
バイナリーオプションをギャンブルと同じと捉えて
取引している人がいるかもしれませんが
実際は全く質の異なるものです。
バイナリーオプションはギャンブルではなく
れっきとした投資なのです。
ギャンブルとは
「偶然性のある事象に対してお金を賭けること」を指します。
宝くじ、競馬、競輪、オートレースなどなど。
どれも偶然性の要素が多分に含まれるものですから
ギャンブルとされています。
それに対し
FXや株式投資は企業や貨幣の成長・衰退を分析・予測し
利鞘を稼ぐことであり
偶然性に賭けて取引をするものではないからです。
だから、FXや株式投資をギャンブルという人は少数派であり
どちらも多くの利益を得ている方がいますが
経済を予測する技術を磨くことで勝利の法則を導き出し
儲けているのです。
2者択一の取引ということでギャンブルに間違えられやすい
バイナリーオプションですが
バイナリーオプションはあくまでも為替で取引をするものです。
ただし、素人がろくに市場分析やチャート分析をせず感覚で売買を決め
リスクマネジメントもせず範疇を遥かに超える多額の投機取引を行うと
その取引はギャンブルに極めて近いものとなってしまいます。
このような場合は
「本来ギャンブルでないものを
投資家が欲を出して勝手にギャンブルまがいのものにしている」
と言った方が正しいかもしれません。
■運営者の取り分の少なさからも「投資」と判断できる
ペイアウトについてお話をします。
ペイアウト率というのは簡単に言えば
「投資した金額に対してどれくらいが返ってくるか」
ということです。
株やFXでもギャンブルでも
お金を投資することに関してこの数字は
極めて重要です。
ふつう全体的なペイアウト率というのは
勝ったり負けたりする確率をランダムと考えて
手数料でひかれたあとの還元率で計算します。
FX会社や証券会社のような胴元が取って
どれだけの金額が顧客に返ってくるのか
ということを平均的に数字で表します。
100万円投入して
それがいろんなコストを引いて返ってくるのが90万円だった場合
ペイアウト率は90%ということになります。
日本の公営ギャンブルの場合
ペイアウト率は75%というふうに定められています。
つまり投資金の25%が胴元が取って
残り75%だけが顧客に返ってくるということです。
例えば100万円の馬券を買った場合に
25万円を胴元がとって75万円が払い戻されるということです。
もしかしたら
ギャンブルの場合は目先の現金収入に気を取られるので
25%を大きく感じないかもしれません。
ちなみに
宝くじ:45.7%
サッカーくじ(toto):49.6%
競馬:74.1%
競輪:75.0%
競艇:74.8%
オートレース:74.8%
パチンコ:85.0%前後
となっています。
あなたはどう感じますか?
これを株だと考えると印象が大きく変わると思います。
たとえばある証券会社で株を買った場合
100万円投資した時に
いきなり手数料を25万円とられるとしたらどうでしょうか。
このような証券会社やFX会社であなたは取引をしようと思いますか?
なぜこのような低いペイアウトを人々がやるかというと
見せかけの期待値という要素に人々が魅せられているからです。
そのいい例が宝くじです。
宝くじの場合勝てば
何億となって返ってくるものもありますが
ペイアウト率から考えるととても低く
全体で30%くらいです。
バイナリーオプションの場合は
2者択一でペイアウト倍率は1.8倍~2.4倍の設定です。
還元率は80%~140%となるのです。
公営ギャンブルのどの還元率よりも高く設定されています。
これはバイナリーオプションがギャンブルではなく
「投資」だからと言える要素の一つとなっています。
まとめると
公営ギャンブルのペイアウト率は75%
宝くじは30%程度で長期間勝負するとほとんど負けますが
バイナリーオプションは
予測可能な為替の2者択一の取引であり
分析手法を駆使することで勝率を
60%~70%に引き上げることが可能な
「投資」です。