■「バイナリーオプション規制とは」一体何でしょうか?
日本国内のバイナリーオプション業者も
現在の海外バイナリーオプション業者と同様に
「ハイ&ロー」という短期取引が主流で10分後に購入時点の価格よりも
高くなるのか?安くなるのか?を予想する取引でした。
「上がる」「下がる」を予想するだけの簡単な仕組みの
バイナリーオプションにはギャンブル性が高いとの事で
規制が設けられる事になりました。
数分後に資金が倍になるという取引は
射幸性が高いということから
バイナリーオプションを取り扱っていた証券会社は
自主規制をすることになったのです。
バイナリーオプション業者によっては
10分よりも短いタイミングで取引をすることも
できたのです。
この部分が「ギャンブル性が高い」と問題視された部分です。
これを受けてバイナリーオプションの投機性を下げるサービス改定が
適用されることになったのです。
これがバイナリーオプション規制です。
■自主規制の内容
1.取引期間が長くなり
短期取引のハイ&ローの禁止取引時間(判定時間)が
最短2時間になり
1回の取引が最短でも2時間かかるということは
単純に一日おける取引回数が減ってしまうため
エントリーチャンスが今より減るとい事に
繋がってしまいます。
また
今までは、予想が当たれば2倍
外れればゼロという取引方法だったのですが
変動制に変わってしまったのです。
レートが動いた分だけ、儲かる、または損する仕組みです
2.レンジ外が撤廃となり業者の総取りがなくなった
ハイでも、ローでもなく
判定時間にこの価格帯になったら「負け」という
バイナリーオプション業者だけが得をするレンジ外の設定がありました。
二者択一であるバイナリーオプションなのに
どちらを購入しても外れで掛け金は
業者側の取り分となってしまうレンジ外。
そのレンジ外の撤廃。
業者の総取りがなくなるという事ですので
これは投資家の有利になる規制と言えます。
■まとめ
バイナリーオプション規制というのは
変動制に変わり
レートが動いた分だけ
儲かる
または損する仕組みになり
バイナリーオプションが
FXと変わらなくなったことを意味します。
結果
国内業者離れが進みました。
バイナリーオプションの本場は海外です。
日本の法律も適用されませんし
短時間取引も健在。
このバイナリーオプション規制をきっかけに
依然と同じ仕組みでトレードができる
海外バイナリーオプション業者が主流となってしまったのも
当然のことなのです。
これが国内バイナリーオプション業者の自主規制なのです。